相学

相術:実際に目に見えているもので運気の鑑定を行うもの。

 相術ですが。これは目に見える形で私達が感じるものを割り出すという手法です。実際に目に見えているものから掴み取る方法で、一番身近なものがやはり手相と言えるでしょう。手乃相のようにはっきりと目に見えているものから、その人のバロメーターとなる運勢を読み取って、運気の「気質」を判断する手法が「相術」となります。ありとらゆる森羅万象には「相」という物質的な感性があり、形には命(めい)がありが宿っていると考えられていました。 風水・家相も相術と考えられています。「相」(そう)は目に見えるものであり、あらゆる姿と形から探究する相学で、形には「心」があると昔の人々は考えてました。”地乃相・名前乃相・手乃相・人乃相・骨乃相”などがあげられ、森羅万象には必ず形が存在するのであり、これを鑑みて形から「心」を探究する占術(手法)なのでございます。あなたの姿形には「心」が宿っています。ですから形あるものには必ず「魂」が存在すると、古代から観られて研究されてきたのです。古来において手相はインドを源流とするものであり、東洋においては東洋医学と運命学に結びつき、西洋においては心理学と大脳生理学に結びついたと言われております。こういったセンテンスを基に相学を勉強できるようになっており、気学や易学と結びついているというのが実感できるようになっていきます。気学や易学が理解できると手相も、理解が進むように出来ているのが当協会の特徴です

 

 この様に古代から手相(運命学)は科学とされており、ピタゴラスがインドまで手相を習いに行ったのは有名なお話です。古代ギリシャ哲学者のアリストテレスは「アリストテレスの手相」という本まで出版しました。レオナルドダビンチは戦場に出向いて戦死した兵士の手相を観て、生命線の長さと寿命が一致していないと気が付き、長さではなく太さと濃さが影響すると結論付けました。現代においても運命学は科学されておりますが、古代よりその性質は研究しつくされております。

 

 日本においても手相は平安時代から研究が盛んになり、神職や僧侶は手相が観れたと言われております。江戸時代には水野南北という相術家が現れ、南北相法という観相学を残しました。他にも江戸時代には家相の専門家が沢山現れ、運命学は庶民の間にも広まって行ったのです。この様に相術は古くから日本においても研究が盛んに行われており、その原理原則は現代の今においても大切に伝えられております。

相術(手相学講座全36回)

・初級(全12回)

・中級(全12回)

・上級(全12回)

相術(家相学講座全24回)

・前期(全12回)

・後期(全12回)

特別講義「気学後天盤解説」(全12回)

※東洋手相の観方である後天盤の解説を行います。

特別講義「観相学」(全36回)

※江戸時代の水野南北が残した南北相法を研究します。